A Song For Your Love

要するに「好き」ってこと

一年前の今日を過ごした私へ

2017年8月14日。あの日から、一年が経ちました。あの八月の、あの日から一年が経ちました。

 

相変わらずの自己満文章です。つまらないと思ったらそれ以上先は読まずにページを閉じて、どうか貴方のための時間を過ごしてくださいませ。

 

 

 

2016年8月14日。昨年の今日をお過ごしのスマオタの皆さん。眠れていますか。食べられていますか。

一年前のわたしへ。眠れていませんね。食べられていませんね。

あの日、昼寝のつもりが深夜に目覚め、起き抜けの頭でTwitterを見たわたし。TLを一読して最初は「ハイハイいつものやつお疲れ様デェース!」と思ったあの夜。でも時が経つにつれてあれ、おかしいな、と胸がひんやりした夜。スポーツ紙が解禁されて、心に大きな型抜きで穴を開けられた気分になった夜。いつか小説で読んだ「心にぽっかりと穴が開く、という表現は使い古されるだけの理由がある」なんて一節が何故か頭に浮かんできて、やけに冷静な思考の中で「心にぽっかりと穴が開くってこんな感じなんだ~へぇ~」と皮肉めいたことを思いながら、泣けも眠れもしないなら葉書を書こうとただペンを握っていたことを思い出します。

  

SMAPがいないって、どういうこと?」

 

物心がついた時にはすでにSMAPに惚れていた私にとって、SMAPは「いつも」「ずっと」「ここにいる」存在でした。正確には、過去形でもありません。私にとってSMAPは今も「いつも」「ずっと」そして「これからも」「ここにいる」存在です。SMAPは、いないけどいます。私の生活に、私の心に、SMAPはいつもいます。SMAPはいます。

SMAPはいるんです。SMAPはいるんだけど、でも頭のどこかでやっぱりSMAPの現状をわかっていて、心のどこかでここにいないSMAPを求めています。

 

4月からの新生活、楽しいけどSMAPはどこ。夏休み、楽しいけれどSMAPはどこ。SMAPは、どこ。

 

私にとってSMAPは、何があっても何が起きても暖かく迎え入れてくれる故郷のような存在です。

だから、去年の8月のあの日。SMAPがこうなることが決まったあの日から、私はずっとホームシックです。

 

大学も楽しいし、新しい友達もできたし、夏休みも楽しいし、美味しいものは美味しいけど、「大学でこんなことがあってね~!」とか、「この前友達とシュラスコ食べに行ったんだけど~!」とか、こういう話をしたいのは故郷にいるSMAPなんです。

私自身の現実の父も母も弟も両曾祖母も叔父も叔母もいとこも健在です。本当に有難いことに家族にも友達にも恵まれました。でも、それはそうなんだけど、そうなんだけどそうじゃなくて、そうじゃなくてもう一つ。私にはもう一つ帰るべき家が、私の居場所がSMAPの横にあるんです。私は、SMAPのいる世界に帰りたい。スマスマを見ながら宿題をこなして、SMAPの新曲を取りに学校帰りにCDショップに寄って、SMAPのライブのために日々の生活を頑張るあの世界に帰りたい。私の居場所はあそこなんです。おうちが、恋しい。

 

普段の生活ももちろんちゃんと楽しくて、大好きな友達に囲まれて、好きだと思える趣味もあって、まあ多少は恋みたいなものもして、今の生活は好きです。満足しています。

 

でも、ふとした瞬間。この楽しい生活の中に、SMAPだけがいないと認識する瞬間。わーっとSMAPが恋しくなって、どうしてSMAPいないのと思って、何度だって涙が溢れます。課題とか、成績とか、人間関係とか、一切どうでもよくなります。SMAPがこんな風になる世界で、頑張る意味ってなに?社会に貢献ってなに?こんな世の中の未来の何に期待をするの?「これからの世の中を背負う若者」とか都合良く言われるけどこんな理不尽な世界背負う気さらさらないよ?

 

 SMAPいつ帰ってくる?わたしはいつSMAPのいるところに帰れる?SMAPに会いたい。SMAPが恋しい。SMAPが恋しいよ、ねえ。

 

でも、私はSMAPが好きだから。SMAPなら、「腐ってたらもうそこで終わり」って言うはず。どこかに希望の糸口を見つけようとするはず。こんな世界でも、世界中が幸せになれって願うはず。しゃがみ込んで抱えた膝から少しだけ顔上げてごらん、って言うはず。私はSMAPが好きだから、SMAPに胸張って生きられるようにもう一度、立ち上がってみよう。未来へススんでみよう。こんな思考を繰り返しながら、なんとかここまでやって来ました。

 

一年前のわたしへ。

まずは泣きなさい。悲しんで、落ち込んで、憤りなさい。

「落ち込んでても仕方がない」「あかりが腐っても解決しないよ」

そんなことを言ってくる人たちのことは気にしないで。あなたの気持ちはあなたのものだから。君は君だよ。今のわたしも腐ります。泣きます。怒ります。なにもかもどうでもよくなります。

でも、腐って泣いて怒ってどうでもよくなった時に俯いた貴方の肩を抱いてくれるのはSMAPです。

 

SMAPが好き」

 

時間は掛かっても、この気持ちが絶対にまた立ち上がるパワーをくれます。

無理しないで。疲れたら休んで。しんどくなったらしゃがんで溜息をついて。

 

SMAPが大好きです。大好きだから恋しいです。大好きだからこんな世の中に対して怒るし腐るし時には見放すけど、SMAPが大好きだからもう一度立ち上がれます。

 

SMAPが恋しいですね。SMAPに会いたいですね。SMAPは不滅だけど心が形あるSMAPを求めます。

早く家に帰りたいです。SMAPは絶対戻ってくるけど、SMAPが一分でも一秒でも早く戻って来られるように応援の声を届けます。SMAPに関しての一連のあれこれで想像以上に心が消耗しました。だから、きっとこの先も腐ると思います。芸能界に対して、世の中に対して、そして、もしかしたら自分に対して。幾度となく腐ると思います。でも、SMAPが戻ってきた時に、私が家に帰れた時に、大きな声で「おかえりー!そしてただいまー!」って言えるように、それまでにあったことを胸張って笑顔で報告できるように、ゆっくりでも立ち上がってまた歩き出そうと思います。 

 

 

 

SMAPSMAPできるその日に向かって、今日もススメ!